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<title>空想妄想的空間</title>
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思いついたままに書き綴っていきたいと思います。

目標週一更新（……って、日記じゃないよそれ^^;）    </description>
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<title>魔王　３</title>
<description> 　その時、天と雲が裂け、稲光を走らせ、雷がいずこへかと落ちた。　姫君の魂が引き裂かれるかのような悲鳴をあげる。「わたくしの子が！！　吾子がっ！！　あぁ――――っ！！」　絶望と悲しみのあまり、すべての霊力（エネルギー）を使い果たしてその魂は世界から消えうせた。絶対者に対しての激しい憎しみが残留思念となって一瞬浮遊し、やがてそれも儚く無にかえった。その魂は二度と再び転生はかなうまい。　天使は悟る。「我等の
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<![CDATA[ 　その時、天と雲が裂け、稲光を走らせ、雷がいずこへかと落ちた。<br />　姫君の魂が引き裂かれるかのような悲鳴をあげる。<br />「わたくしの子が！！　吾子がっ！！　あぁ――――っ！！」<br />　絶望と悲しみのあまり、すべての<RUBY>霊力<RP>（</RP><RT>エネルギー</RT><RP>）</RP></RUBY>を使い果たしてその魂は世界から消えうせた。絶対者に対しての激しい憎しみが残留思念となって一瞬浮遊し、やがてそれも儚く無にかえった。その魂は二度と再び転生はかなうまい。<br />　天使は悟る。<br />「我等の父は罪をまったくの“無”になさった。<br />　――姫君も兄君もその子供をも滅せられて。<br />　私にはどうしてもそれが正しいとは思えないのです。<br />　月の王、私の敬愛する兄上。私は“疑い”を持ってしまった。今や私は“魔王”、天使にあらず。生まれた赤子の無垢な魂のどこに罪があったのか……それを我等が父に尋ねなければ私はこの地上で、このように浅ましい姿で生きてはいけません。」<br />　月の王は応えなかった。穢れなき天使である“魔王”に告げるべき言葉を彼は所有していなかった。<br />「汝、吾が<RUBY>弟子<RP>（</RP><RT>おとご</RT><RP>）</RP></RUBY>よ……」<br />　月の王の声はその姿のように冴え冴えとしていた。<br />「吾等が父に会う前に姉者に会い給え。姉者にすら答えを得られぬその時は父に会うがよかろう。<br />　しかしその小ささ。直接父に会えば汝は光の泡と化し消滅してしまうやも知れぬ」<br />　月の王のもの思わしげに気遣う様子に、<br />「いいのです。我等が父に我が心が背いてしまうよりも、光の泡となり人々に降り注ぐ方が……」<br />　魔王が静かにそう告げたその時、月の王は何かとても大切な遠い遠い昔の遥かな過去を思い出しかけていた。とても大切な何かを。しかし何も思い出せずに終わり、得体の知れない不安が月の王を襲った。それはどこかしら既視感めいていて超常の者を脅かした。<br />「月の王よ、じきに夜が明けます。どうぞ行って下さい。そなたに幸いがあらん事を……」<br />　穢れを知らぬ魔王の静かな声にうながされ、月の王は後ろ髪をひかれるように名残惜しげに一瞥を送り、けれども瞬時にその姿を掻き消した。<br />　“夜”がこの地上から姿を消し、次第に夜が明けていく。<br />　そしてまた魔王はどこまでも続く草原を走り出した。<br /><br /><DIV ALIGN="right">つづく</DIV> ]]>
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<dc:subject>魔王　（連載中）</dc:subject>
<dc:date>2007-01-30T00:34:25+09:00</dc:date>
<dc:creator>春日　藍</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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